姫 路 営 業 所
所在地:兵庫県姫路市本町68番地

最寄バス停:聴覚特別支援学校・好古園前
1.営業所の概要
 神姫バス本社のお膝元にある姫路営業所は、世界遺産である国宝姫路城の南西部に位置し、お城と同じ住所の本町68番地を名乗っています。この土地は、旧陸軍の払い下げ地であり、その名残からか、四六(ヨンロク)車庫と呼ばれています。
 当初、姫路営業所と野里営業所の二つの営業所が姫路市内に存在し、市内線と郊外線に別れていました。その後、野里営業所は拡張に伴い移転し、姫路北営業所となっていましたが、平成9年10月に貸切部門が神姫観光バスに移管された際に姫路北営業所が神姫観光バス本社となり、路線車は全て姫路営業所に転属となりました。
 その後、車両数の増加に伴い、荒木と大野の2箇所に出先車庫を設け運用の効率化を図っていましたが、2009年春に姫路市企業局交通事業部から姫路駅南口発着路線の移譲を受けた際に、姫路市営バスの神屋町車庫を譲り受け、新たに出先車庫として運営されています。
 2010年春には、姫路市企業局交通事業部の残り路線の移譲を受けるため、更なる車両増加が見込まれますので、営業所の新設や移転等の可能性が考えられます。

荒木車庫

大野車庫

神屋町車庫
2.車両の概要
姫路市内定期観光バス23600 姫路駅前にて" 姫路営業所には、現在105台の車両が所属しています。内訳は、夜行高速車両2台、空港リムジン用特高車6台(うちトイレ付車5台)、姫路市内定期観光用中型特高車1台、姫路城ループバス線用小型車2台、一般路線車95台です。

 一般路線車95台のうち、中型車が41台在籍しており、その大半が日野レインボーとレインボーUノンステップバスです。レインボーノンステップバスの1台は元明石市交通部からの移籍車です。2008年夏頃までは、ノンステップバスしか在籍していませんでしたが、姫路市企業局交通事業部からの路線移譲の関係で、レインボーツーステップバス3台と元姫路市交通局の日デワンステップバスが4台転属して来ています。

 2009年春におこなわれた、姫路市企業局交通事業部の姫路駅南口発着路線の移譲を受け、三木鉄道廃止代替バスで活躍していた元姫路市交通局の日デ小型「ハミング号」が1台、転属してきています。

 残り53台は、大型路線車ですが、そのうちの約6割に当たる29台は日野車で占められています。29台中4台は、ツーステップバスで、残り25台は、ワンステップバスとノンステップバスです。
 その他、三菱のCNGノンステップバスが9台、ノンステップバスが9台、元淡路交通のいすゞエルガワンステップバスが4台、元姫路市交通局の日デノンステップバスが2台それぞれ在籍しています。

 特高車は、先に書いた通り9台が在籍しておりますが、1台は定期観光用の中型車両です。夜行用車両は、三菱のエアロクイーンで、旧型エアロクイーンの5130号には「世界遺産姫路城」のラッピングが施されています。
 空港リムジン用特高車6台のうち、2台は日野新型セレガで、姫路〜関西空港線線用に使用されています。残り4台のうち1台は、大阪空港線開業時に専用塗装を施された4534号で、この車両だけがトイレ無しで折戸です。他の3台は、通常の特高車塗装で側面に「Airport Limousine」のロゴが入っており、スイングアウトドアでトイレ付になっています。

3.路線の概要
 姫路営業所担当路線は、全路線が姫路駅前発着となっています。また、全路線に系統番号が付与されており、一部例外はあるものの、今宿循環の1系統に始まり、野里街道を走る路線が1桁、岡町・南八代方面が10番台、国道2号線東行が20番台、国道2号線西行きが30番台、横関方面が40番台、五軒邸方面が70番台となっています。また、2009年春に姫路市企業局交通事業部から路線移譲を受けた、姫路駅南口発着路線は90番台を名乗っています。なお、例外として元姫路市交通局の路線移譲を受けた、大日線・書写線・大池台線については、市バス時代の系統番号を受け継ぎ、大日線が2系統・書写線が8系統・大池台線が9系統となっており、手柄循環と庄田循環については、それぞれ15系統・16系統が付与されました。また、50番台・60番台・80番台は北条車のみが担当している路線です。また、姫路営業所担当路線は21系統の鹿島神社行きを除き全路線が姫路市内のみの運行であることも特徴です。
 姫路市内は、十二所線が西行一方通行、国道2号線が東行一方通行になっているため、大半の路線が往きと帰りで運行経路が変わっています。その不便を補うために、今宿循環線が10分〜15分間隔で運行されています。

 車両の概要でも述べたとおり、姫路から三宮経由渋谷・新宿行夜行高速バス「プリンセスロード」号も運行しています。この路線は京王バス東との共同運行路線のため、1日おきに京王バス東が姫路に乗り入れてきています。また、姫路から大阪空港へは、大阪空港交通と共同運行で、関西空港へは南海バスと関西空港交通とそれぞれ共同運行でリムジンバスを運行しています。このうち、南海バスと関西空港交通は姫路での泊まりダイヤがあり、姫路営業所でバスは一夜を明かします。

 その他、姫路〜播磨科学公園都市線は姫路駅基準のダイヤですが、相生担当路線であり、そのために相生のワンロマ車が姫路営業所で泊まる運用となっています。