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神 姫 バ ス 車 両 の 概 略

 


 ワンロマ車は、全車三菱ふそう車で占められています。ワンロマ車とは、観光マスクをつけており一見すると特高車に見えるのですが標準床で、後前扉の車両です。車内は、ハイバックシートが並んでおり当初は三田・篠山特急と、西脇急行用に導入されました。優等バスに使用されるため、路線バス用のエンジンですがターボ付で、エアサスを採用しています。

 特高車は、夜行用と昼行用があり、夜行用はスーパーハイデッカーで車内は3列シート、トイレ付です。ビデオ放映されるテレビも装備していますが、4832以降の車両は折畳式の液晶モニターが採用されています。デザインは、姫路城を描いており「PRINCESS ROAD」のロゴが側面に入っています。
 昼行用車両は、基本的に前折戸のハイデッカー車ですが1998年の明石海峡大橋開業に合わせて運行開始した、神戸〜淡路島・四国島内線「ハーバーライナー」用車両ではスイングドアも採用されています。また、この時昼行用に初めてトイレ付車両が導入されました。トイレ付車両は、初期の44代と45代を除き、後部に設置されています。デザインは、基本的に特高車専用カラーですが、神戸市内定期観光専用車と伊丹空港リムジンは、専用カラーを採用しています。また、神戸営業所所属車は側面に「ハーバーライナー」のロゴをつけています。


2.社番解説

 神姫バスは、登録番号(ナンバープレート)のほかに、4桁(一部の車両は5桁)の社内番号が付与されています。神姫バスでは、この社内番号いわゆる社番で車両を管理しています。ここでは、社番について解説させていただきます。
万位 車両のサイズを表します。 大型車 1(通常表示されません)
中型車 2
小型車 3
千・百位 メーカーと年式を表します。 三菱・日産ディーゼル大型車 千・百位+54で導入年(西暦)が分かります。
三菱・日産ディーゼル中型車 千・百位+70で導入年(西暦)が分かります。
日野大型車 千・百位+35で導入年(西暦)が分かります。
日野・いすゞ中型車 千・百位+10で導入年(西暦)が分かります。
小型車 千・百位-10で導入年(西暦)が分かります。
いすゞ大型車 千・百位+89で導入年(西暦)が分かります。
下二桁 車両の用途を表します。 00〜 貸切車。
(一部貸切から特高車への転用車を含む)
30〜 特高車。
50〜 一般路線車。
60〜 日産ディーゼル小型車。
70〜 ワンステップ・ノンステップバス。
(1997年導入分から)
80〜 いすゞ・日産ディーゼル車。日野小型ワンステップバス。
90〜 ワンロマ車。
(例)29870の場合、2008年式の日野ノンステップバスという事になります。