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 神姫グリーンバス
粟 賀 営 業 所
所在地:兵庫県神崎郡神河町中村39番地1

最寄バス停:粟賀営業所
1.営業所の概要
 神姫グリーンバス粟賀営業所は神姫バス粟賀営業所として設立されました。その後、平成9年に神姫グリーンバスが設立された際に、神姫グリーンバス本社が設置され同時に神姫グリーンバス粟賀営業所と神姫バス粟賀営業所が同居する格好になりました。
 平成18年には、神姫バス粟賀営業所が北条出張所に統合され、粟賀から神姫バスが撤退した事により神姫グリーンバス粟賀営業所として正式に独立しました。
 平成19年からは神河町全域がコミバス化され、町と共同で路線の増回や新路線の開設を積極的に行っています。
 路線エリアは神河町内だけではなく朝来市生野町域も含まれており、運用効率化のため生野駅に出先車庫が設けられています。
 過疎地域のため乗客の減少が続くなか、地域住民の大切な足として様々な経営努力をおこなって、路線の存続に注力しています。

生野車庫
2.車両の概要
銀の馬車道ラッピングが施されている0550 黒川にて 粟賀営業所には、現在14台の一般路線車が所属しています。内訳は、大型車5台、中型車5台、小型車4台です。

 元々日野の営業所だったのですが、現在在籍している大型車は、5台中3台が三菱車です。1台は、日野車ですが、残り1台は淡路交通から移籍してきたいすゞのキュービックです。中型車は、3台が日野レインボーですが2台は三菱車です。大型車、中型車共に全てツーステップバスのみとなっています。

 小型車は、播神運輸から移籍してきたトヨタコースターと、三菱エアロミディツーステップ、ワンステップそれに、トヨタハイエースがそれぞれ1台ずつ在籍しています。エアロミディワンステップバスは、旧神崎町コミュニティバス用に導入されたもので「大空号」の愛称が付けられ専用塗装が施されています。トヨタハイエースは、朝来市のコミュニティバス「あこバス」専用車で、こちらも専用塗装が施されています。また、コースターは銀の馬車道ラッピングが全面に施されており、非常に目立つ車両となっています。

 その他、貸切車が数台在籍しており、バラエティ豊かな営業所です。

3.路線の概要
 神姫グリーンバス粟賀営業所は、粟賀営業所と新野駅、それに生野駅を起点に路線網を広げています。神河町東部へ作畑新田線と上越知線があり、作畑新田線は夏の間「越知川名水自転車下り」を行っており、粟賀営業所で自転車をバスに積み込んで、終点の新田ふるさと村から自転車下りを楽しむことが出来ます。
 旧大河内町である神河町西部へは、上小田線と川上線、渕北線が運行されています。川上線の沿線には大河内ダムがそびえ立っており、バスの車窓から望む巨大なダムの姿は圧巻です。
 神河町北部へ奥猪篠線が、生野峠を越えて朝来市生野町域へ生野線が、生野駅からは生野学園線と黒川線と喜楽苑線がそれぞれ運行されています。
 その他に、平日のみではありますが神河町の市街地を走る福山団地線や市街地循環線が運行されており、黒川線と福山団地線、奥猪篠線は狭隘路線のため小型車限定で運行されています。